こんにちは!タクミです!

今回は鰭(ヒレ)についてです。

一般的な魚には、背鰭、胸鰭、腹鰭、臀鰭、尾鰭といった鰭が着いています。
鰭は魚類だけでなく、クジラなどの哺乳類や、オタマジャクシなどの両生類にも存在しますが、今回は魚の鰭について掘り下げていきます。
鰭は方向転換をしたりスピードを調節したりと様々な泳ぎ方をするのに役立っています。
なかでも背鰭は、サメ、タラ、サケ、マグロなどの鰭を見ても形、数が様々なのが分かります。

また、鰭を進化させて特殊な使い方をする魚もいます。
例えば、チョウチンアンコウの提灯部分、

コバンザメの吸盤部分

は、それぞれ背鰭が進化したものと言われており、
またダンゴウオのお腹側にある吸盤は腹鰭が変化したものと言われています。
また、ウツボは腹鰭と胸鰭が無く背鰭と臀鰭が尾鰭と連続していたり、
ナマコのお尻に住む、カクレウオも腹鰭が無かったりと
鰭を無くす様な変化をした魚もいます。

胸鰭を大きく翼のように進化させたのがトビウオ
大型のものは600mもの距離を飛ぶことができるそうです

胸鰭を足のように進化されたのがホウボウ。
海底を歩く足と、味を感じる舌の2つの役割を持っています。

魚にとって必要不可欠な鰭は、生活スタイルに合わせて、様々な進化をしてきました。
しかし、どれも共通しているのが、生き残るための進化だと言うことです。
トビウオは逃げるために鰭を発達させ、チョウチンアンコウは身動きが苦手だったために背鰭を進化させました。
どの進化も生き残るための生存戦略です。

新種の魚もどんどん発見されています。
新しい鰭を持った魚が出てくるかも知れません。
楽しみですね〜!

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