こんにちは!タクミです。
今回はチンアナゴについてです。
水族館でも人気のチンアナゴは、近い種類のニシキアナゴと共によく飼育されています。チンアナゴは狆(犬)と言う犬に顔がよく似ていることから「チン」アナゴと名付けらたとても臆病な生き物です。
似てますかね?
こちらはニシキアナゴ
よくチンアナゴと一緒にいますが実は別種なんです。
名前の由来は織物の「錦」のように華やかな色をしています。
体の長さは40cmほど。顔つきはチンアナゴよりもずっと面長な顔をしています。
チンアナゴは普段、体の約¹∕₃ほどの体を出しており体の長さは30cmぐらいになります。
チンアナゴは尾びれを使って巣穴を掘り、体の表面から出る粘液で砂を固めて崩れないようにしています。
チンアナゴはキョロキョロと周りをよく見ています。エサは水流にのって流れてくるプランクトン。捕食方法は待ちの一筋!
そのため、よく周りを見てエサが流れてきたら体を伸ばしてすかさずキャッチします。
チンアナゴは習性で水流がある方向に体を向け、水流にのってくるゴハンを食べています。
そのため、皆で同じ方向に顔を向けています。
そんなチンアナゴですが、臆病なわりに喧嘩っ早く、自然界でも縄張り意識の強さから群れで生活しているものの同種間での喧嘩をすることもよくあるそうです。
チンアナゴの基本の模様パターンは決まっていますが、それぞれの個性もあります。
チンアナゴは色黒の子もいれば美白の子もいたり、ニシキアナゴはオレンジと白の比率が個体ごとに絶妙に違ったりしています。
顔つきだけでなく、ケンカの仕方にも個体ごとに違いがあるので、ぜひ見比べて違いを探してみてください。